旅する境界なき本棚は、難民専門書店「NEWDAWN」の店主が集めた、難民をテーマにした移動式の小さな本棚です。

絵本や小説、研究書、雑誌の特集記事など、子どもから大人まで楽しめる約60冊の本が、一つのトランクに収められ旅をしています。

この本棚は、2025年6月20日の国連「世界難民の日」に、杉並区の高円寺図書館で初めて展示され、「境界なき本棚」と名付けられました。国や文化、立場の「境界」を越え、人と人をつなぐ“知の旅”を広げていくことを目指しています。

現在は中野区の絵本ラウンジ「LOOPなかの」にて、11月中旬まで展示中です。 読書週間(10月27日〜11月9日)には、選書担当者によるおすすめの5冊を特集。11月1日には、ワークショップ「難民を知る、言葉にする」も開催します。

本が旅をすることで、読む人の心にも、新しい視点との出会いが訪れます。「旅する境界なき本棚」は、そんな素敵な出会いを届けるプロジェクトです。